男性に多い敏感肌の原因とは『ひげそりが痛いことってありませんか？』

男性の中には、髭剃りをした際に肌がヒリヒリしたり、肌がちょっとした事で赤くなったりとした症状に悩まされている人も多いと思います。そもそも、男性のほうが女性より、肌が弱くて、敏感肌の症状を訴える人が意外に多いといえます。

　男性に敏感肌がなぜ多いのかというと、男性が女性よりも肌に関する知識が薄いというところに原因があるといえます。

　肌の表面にある角質層は、紫外線などのさまざまな外部の刺激をブロックして、私達の身体を外部の環境から守ってくれています。ですが、敏感肌の人は、角質層のバリア機能が低下しているので、刺激に弱くて敏感になってしまっています。

　敏感肌の人の角質層がなぜ正しく機能しないのかというと、様々な要因が考えられますが一例を挙げると次の通りです。

　まず、原因として考えられるのが「間違ったスキンケア」「ひげ剃り」「紫外線」「季節の変わり目の温度や湿度の変化」などといった問題が考えられます。

　そのなかでも、男性に多いのが、間違ったスキンケアとえます。

　男性は、肌に脂分が女性より多いので、どうしても肌がべたつきやすく、１日に何度も顔を洗ったり、脂分を落とそうと洗浄力が強い洗顔料を使ったりしますし、肌を洗う時も力をこめてゴシゴシと肌をこすったりしてしまいます。ですが、こういった方法は、必要な皮脂まで落としてしまったり、角質層を傷つけたりしてしまいます。

　また、髭剃りも敏感肌の大きな原因です。髭剃りは、刃を肌に直接当てて行うので、髭と一緒に、肌の表面にある角質層も削り取ってしまっています。ですから、当然、毎日肌を痛めつける行為をしていることになって、髭剃りの後にきちんとケアをしてあげていないと、敏感肌の原因となってしまうといえます。

　このように、男性の肌知識のなさが、敏感肌をもたらしているとも言えるので男性も肌には、関心を持ってしっかりとケアすることが必要といえます。